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自由な気風と「育苗」


ある時代小説を読んでいると「育苗」という言葉が出てきた。育苗とは田植えの前段階である。植物の苗を一定期間人工的な環境下で発芽・育成させ、その後田畑に移植することである。

小説では、人々の自主性を育て、厳しく統御せず、その独自色を消さないように働かせるという発想は、その底に農業における「育苗」というものがあるかもしれない。農業には、人の制御力には限界があることを痛感している。まして禾穀を支配することなど、できるはずがない。植物の生命力がそこなわれないようにするだけ。こうした関係を組織にもちこんだことで、「のびやかさ」と「しなやかさ」が生じた、との趣旨で書かれていた。

我が社の経営思想の原点「BIBLE」の4つの核のひとつになっている「自由と規律」、「自由」が根本であり、そのうえに「規律」がある。

わが社では、業務命令を発しない。自主性が優先される。自己完結型を目指し自立していく。そこには、自由な気風が存在し、のびのびと業務を遂行する姿がある。そうしたなかに「規律」があり、規律は人を活かす道として存在する。会社組織という人の集まりのなかで、一人一人を制御することよりも、人をどう活かすかが大事なことであろう。「人を活かす」とは、のびやかに、しなやかさが感じられる、まさに自由なところに「育てる」ということがあるのではないだろうか。

自然と向き合っている農業における考え方。厳しい風雨にもまれながらも作物を育成し、その果実は人に活力を与えてくれる。この考え方の中に人間社会の一つの理が存在するように思える。テンポアップに集った我々は、もう一度、「自由と規律」を自覚し、自分なりの体現をしてまいりたい。


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