ずっとほしかったもの
月に一度の家族の外食は、たいてい「湘南モールフィル」(神奈川県藤沢市)になります。
なぜかと言うと、フードコートに「丸亀」さんと「はなまる」さん両方が入っているからです。
しかし、「丸亀」さん「はなまる」さんも美味しくて大好きなのですが、フードコートで大勢の人と食べるうどんではなく、我が家ではずっとゆっくりできるうどんの専門店がほしかったのです。
ならば仕事を活かしてうどん屋さんを作るしかない。でもそう簡単にうどん屋さんを開業する人が私の前に現れるわけでもありません。
しかし、ついにその時が来たのです。

昨年から始まったうどん屋さん開業の案件は紆余曲折を経て、ようやく賃貸借契約に至り、2021年1月8日オープンの日を迎えました。
折しもコロナの緊急事態宣言、再発令その日。今後のお店の楽しい物語を予感させます。

外のテラス席での会食は季節によっては至福のひと時となるでしょう。テラス席はコロナの中、収益を支えるテーブルにもなりそうです。
気のいい津山ご夫妻、ご主人は熟練のうどん職人さん、そして、お店の雰囲気を優しさ一色に包み込む優しい美人の奥様です。

お薦めは、「肉汁うどん」850円と、「はっぱりうどん」1,000円。
肉汁うどんは濃厚な肉汁のツユに浸けて頂く絶品の一品です。
ひっぱりうどんは山形名物に由来するようで、半熟卵とトロロまたは納豆のツユに浸けて頂き、ネバネバが病みつきになります。
また、燻りがっこ(たくあんの間にクリームチーズを挟んだもの)は酒の肴に最高です。

こちらはメニュー外、急きょ、お身内から届けられた太刀魚を特別にその場でさばいて頂き、ご馳走になりました!

海の町に住み、子供たちに海が見える学校へ通わせ、海と空と太陽、心地よい潮風を感じながら自然の中で生活するのはいいものです。
毎朝、江の島を見ながら走り、休日には海のスポーツやレジャーを楽しみ、日々のストレスも海によってどこかへ行ってしまうというものです。
そして、うどん好き家族がほしかったうどん屋さん。
食の楽しみも満たされた感じです。
by 本社営業部 竹野

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